健康

フルボ酸って何?そのアトピーへの効果

フルボ酸って何?

フルボ酸とは、太古の昔に命を終えた動植物や魚介類、藻類などが堆積され、それが数億年ものの長い年月をかけて微生物によって分解、発酵を繰り返してできた最終生成物から抽出された物質です。世界でも限られた場所にしか埋蔵されていない極めて貴重な腐植物質であり、大自然が生み出したミネラル、アミノ酸を含む有機物と結合します。
このフルボ酸は、人間の生命にとっても大切な、有機酸 微量ミネラルを含み、アミノ酸や、糖質と結合(キレート)可能なので、人間の様々な病気の改善と予防、そして健康維持や美容面での活用に大いに期待されています。
また、環境、農業、漁業等の分野においても世界的に有効な活用の研究が進められており、大自然の中から抽出されたフルボ酸の未知なる可能性に注目が集まっています。
フルボ酸は、この地球上に生命を持つすべての生体にとって欠かすことのできないミネラルを主とした栄養源を吸収する物質なのです。
フルボ酸やフミン酸は、限られた地域に堆積された腐植物質(フミン質)から抽出されます。腐植物質とは、植物や動物などの生物が命を終えたものが数億年に渡って微生物によって分解、発酵を繰り返しながら堆積されてできた物質です。石炭は植物の堆積したものが長い年月をかけて炭化したものであり、炭化する前の状態を亜炭といいますが、腐植物質に含まれるフルボ酸やフミン酸は、その亜炭になる前の有機物を多く含んだ栄養の宝庫なのです。
このフルボ酸は土壌中にあるため、人間が直接摂取することができませんでした。もっぱら、木々や草、藻類、野菜などが命を確保するために利用していました。それらは土壌中にある栄養素の総合ミネラルやアミノ酸を根から吸収していますが、その際にフルボ酸の力を借りなければ、必要な栄養素を吸い上げることはできないのです。人をはじめ、植物、獣類、爬虫類、昆虫類、魚介類、海藻など、この地球上で生きているものすべてがフルボ酸の働きを必要としています。
人間は土の中にあるフルボ酸やフミン酸を口にすることができないため、土壌から吸い上げて育った野菜や果物を食べ、草を食べて育った動物の肉を食べてフルボ酸を摂取しています。 すなわち、土からフルボ酸と一緒に育った植物の葉や実を昆虫や鳥や小動物が食べ、食べたそれらの生き物が大きな動物に食べられ、植物の落ち葉や枯れ葉とともにそれらを食べていた昆虫や動物達の排出物や死体は微生物の餌になるといった食物連鎖により、調和されて地球は成り立っています。
あらゆる生物が栄養素を吸収するのに必要不可欠なものが注目のフルボ
酸です。
フルボ酸の効果をまとめると
植物や動物も同じですが、食べ物などから摂る栄養素を身体の中に吸収する役割を行っています。食べ物で摂取する栄養素以外にも、あまり摂取できない微量ミネラル等がフルボ酸と結合し、身体に補充します。
また、ヒ素・鉛・水銀・カドミウムなどの有害なミネラルをフルボ酸が持つアミノ酸と結合させて排出させる働きをします。活性酸素の除去にも作用します。つまり、必要な栄養を吸収し、不要な物質を排出するという、人間をはじめあらゆる動植物の成長ホルモンだといえます。
フルボ酸摂取による画期的な作用
体内に蓄積された重金属(水銀、カドミウム、鉛、ヒ素)などの有害物質を吸着して排出する働きを持つ。(デトックス)
フルボ酸はキレート化(ミネラルがアミノ酸と分子結合している)された高分子の有機酸であり、人間の体を構成している栄養成分を多量に含む複合体であることから、体の代謝機能が促進され、免疫力が高められる。
有害物質などの分離作用、体内環境浄化作用の働きを有することから、重金属を取り除くことにより肝機能が促進され、農薬やダイオキシンなどの排出力を増進する。
癌の原因、または、シミ、シワ、くすみなど、肌を老化させる原因ともいわれている活性酸素、フリーラジカルを消去する抗酸化力が非常に高い。
フルボ酸を摂取することにより、有害物質の除去、活性酸素の消去、栄養の補足、体内環境の浄化が促進され、おのずとアレルギーに対する免疫力も高められる。
僅かといえども多種類の微量、超微量ミネラルが欠損しても体は健全な機能を果たすことはできせん。亜鉛やセレンなどを含む微量ミネラルの複合体であるフルボ酸は、性殖器機能を高めるだけではなく視力や脳活性力などすべての代謝機能を促進します。
老化とともに、身長が縮まり、腰が曲がり、変形性関節症などの
要因の一つに、長年に渡ってのミネラルの摂取不足が考えられる。フルボ酸は吸収性が非常に高く、摂取することによってこれらの症状を予防できる可能性を持つ理想的な栄養素である。
抗血液凝固性、抗ウイルス性、抗菌性、抗炎症作用などの生理活性がある。
肌に塗布することにより腰痛、肩こり、筋肉痛などの痛みを緩和し、温泉特有の効果があると云われている。

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